九十九島 父方の先祖は、江戸時代にこの地の小さな浦で廻船問屋を営んでいた。往年は、塩と石炭を商い大きな富を築いたらしいが、その後廃れて、最後は町の小さな本屋として廃業した。屋号の"塩屋"は、自分の心の中に、今も生きているが。盛んだったころの塩屋に伊能忠敬測量チームご一行が分宿できたと親族から聞いたことがあったが、なるほどここに伊能忠敬が記十九島に来たとの 記載がある。文化十年正月のことだったらしい。
父方の先祖は、江戸時代にこの地の小さな浦で廻船問屋を営んでいた。往年は、塩と石炭を商い大きな富を築いたらしいが、その後廃れて、最後は町の小さな本屋として廃業した。屋号の"塩屋"は、自分の心の中に、今も生きているが。盛んだったころの塩屋に伊能忠敬測量チームご一行が分宿できたと親族から聞いたことがあったが、なるほどここに伊能忠敬が記十九島に来たとの 記載がある。文化十年正月のことだったらしい。