top of page

九十九島

 父方の先祖は、江戸時代にこの地の小さな浦で廻船問屋を営んでいた。往年は、塩と石炭を商い大きな富を築いたらしいが、その後廃れて、最後は町の小さな本屋として廃業した。屋号の"塩屋"は、自分の心の中に、今も生きているが。盛んだったころの塩屋に伊能忠敬測量チームご一行が分宿できたと親族から聞いたことがあったが、なるほどここに伊能忠敬が記十九島に来たとの

記載がある。文化十年正月のことだったらしい。


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page